ウクライナ戦線に北朝鮮1万2000人派兵で急速に高まる「朝鮮戦争」&「台湾侵攻」勃発の足音



戦いは日米韓VS北ロ中に発展か

北朝鮮とロシアが連携を深めているのに加え、ロシアは中国とも関係が深い。

この3国が韓国とアメリカ、日本と対抗する構図は避けられそうにない。

ロシアは日本と北方領土問題を抱えている。

そして、中国は「台湾侵攻」を視野に入れる中、台湾に近い沖縄県の尖閣諸島周辺の海域にたびたび接近している。

中国とロシアの空軍や海軍は、日本の領空や領海に侵入したり、日本周辺で軍事訓練を行うことで日本への威圧を強めている。

北朝鮮は日本との因縁も深い。拉致問題の全面解決を求める日本側に対し、北朝鮮は「解決済み」との立場だ。

また、北朝鮮への経済制裁を続ける日本に対し、同国は日本海周辺に弾道ミサイルの発射を繰り返している。

日本と北朝鮮の関係も緊張の度合いを高める中で、ウクライナへの派兵は日本の安全保障情勢に大きな影響を及ぼしかねない。

「ウクライナの戦場で実戦経験を積んだ朝鮮人民軍の特殊部隊が北朝鮮に帰還した後は、その経験を韓国と日本を標的にすることに生かすでしょう。中国が台湾を侵攻するタイミングで、北朝鮮とロシアも軍事行動に出る恐れがあり、沖縄や北海道が攻撃対象になるとの見方も浮上しています。アメリカが大統領選(11月5日投票)の最中とあって海外への関心を失っているため、日本を取り巻く危険性は日々増しているのです」(前出・大手紙外信デスク)

世界大戦の火種は身近に横たわっている。

「週刊実話」11月7・14日号より一部内容を変更