ロシアとの軍事同盟が後ろ盾 北朝鮮が南北連結道路爆破で韓国との全面戦争秒読みに



ウクライナにも軍を派遣

今では世界が注目しているが、ロシアと北朝鮮の緊密な関係は世界平和を揺るがしかねない。

というのも、ウクライナの英字紙キーウ・ポストは10月4日、ウクライナ軍のミサイル攻撃で同国東部のドネツク州で北朝鮮軍の士官6人が死亡したと報じた。

韓国の金竜顕国防相も同8日の国会国防委員会で「事実である可能性が高い」との見方を示したほどなのだ。

「ロシアと北朝鮮の軍事協力である『包括的戦略パートナーシップ条約』が弾道ミサイルや砲弾などの提供にとどまらず、軍人の派遣にまで拡大している可能性が騒がれだしているわけです。今ではロシア軍が北朝鮮人による特別部隊を編成しているともっぱらで、その兵士の数は3000人とも1万人とも言われています」(同)

金国防相は、北朝鮮がロシア側に正規軍を派遣する可能性についても「ロシアと北朝鮮が軍事同盟に近い条約を締結しているため、正規軍派遣の可能性は極めて高いとみている」との認識を示している。

ウクライナ戦線への士官派遣、要塞化、無人機警告…全面戦争はカウントダウンを迎えているとも言えるのだ。

「週刊実話」10月31日号より一部内容を変更