亡夫の親と親族関係を解消 「死後離婚」で第二の人生を歩む妻たちが急増中!
2024.10.23

死後離婚とは配偶者の死亡後、配偶者の祖父母や両親、兄弟姉妹、甥姪などの姻族との関係を断ち切る手続きのことで、正式には「姻族関係終了届の提出」をもって成立する。
2010年代から増え始め、年間3000件前後確認されている。
誰がどんな理由で死後離婚を選ぶのか? 実際の経験者に話を聞いてみた。
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「義両親の介護から逃げ出すためでした」と話すのは、4年前に死後離婚した相沢雅代さん(仮名・55歳)。夫が脳幹出血で亡くなって1年後のことだった。
「夫が長男なので、夫の実家に同居していました。まあまあうまくやっていましたが、5年前に舅(82歳)が脳梗塞を発症して寝たきりになってから状況が変わりました。ヘルパーなど他人の手が入るのを舅が嫌がったため、介護の大半を私がやるようになったのです」
雅代さんによれば、入浴介助などは夫が手伝ってくれたものの下の世話を始め、食事やリハビリなどはすべて彼女がかかりきりで行うようになったという。
ところがさらに3年後、今度は姑(78歳)が自転車で転倒して腰の骨を折り寝たきりになってしまった。
老人2人の介護を行うのはさすがに彼女1人では無理なのでヘルパーを依頼したが、それも週に3日の数時間のみ。介護による過労で倒れるたびに結婚して家を出ていた娘が手伝いに来てくれたが、その娘もストレスで胃に穴が開いて入院してしまい、一家は追い詰められた状態だったという。
「そんな矢先に夫がゴルフ中に急死。ぽっくり逝ってくれたうえ、けっこうな生命保険を残してくれたのです。夫がいなくなった以上、私も相沢の嫁でいる義理はありませんし、いつまで続くか分からない介護に自分の人生を犠牲にしたくなかったので『姻族関係終了届』を出しました。夫の親戚にはさんざん責められましたが、口先で労うだけで義両親の介護に手も金も出さなかった彼らの言葉に耳を貸す気はこれっぽっちもありません。『嫁なら、たとえ夫が死んだって婚家に尽くすのが当たり前』とか言われましたが、時代錯誤も甚だしいです」
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