多様化への対応で大騒動! トランス女性のVIP入会でスポーツジムが求められた「変革」と「崩壊」

画像はAIで生成したイメージ
とある地方都市のスポーツジムにAという30代のトランス女性がやって来た。

身長こそ160センチ前後と男性にしては小柄だったが、骨太で筋肉質の体格は女性とは程遠く、不自然な厚化粧も相まって異様な雰囲気を醸し出していたという。

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「全身をハイブランドで固め、いかにもお金を持っていそうなAさんは高額なVIP会員としての入会を希望していました。正直最初は戸惑いましたが、その場にいたオーナーが『いつかこういう日が来る』と思っていたと覚悟を決めたような感じで、入会を認めてしまったのです」と話すのはスタッフの早見彩さん(仮名・23歳)。

早見さんは「トランス女性に会ったのはその時が初めて」だったという。

「Aさんはシャワー室も更衣室兼ロッカールームも女性用を使うと主張しました。これを『想定内だった』というオーナーの機転でシャワールームは各ブースのドアに鍵をつけ、ドアの上下にあった隙間にはカーテンをつけるなど密閉状態にして、ロッカールームには個別に着替えられるようにパーテーションを設置するなどの対策をとりました」

これで万全かと思われたが、そうは問屋が卸さなかった。

「Aさん自身が『女同士だし、私は全然気にしないわ』と言って、ドアを閉めずにシャワーを浴びたり、パーテーションの外で着替えたりするんです。しかも平気で全裸でうろつくんですよ? 性転換手術を受けていないAさんにはしっかりついていますので、見せられた方はたまったもんじゃありません。そんな姿で話しかけたり、近づいて来たりするのですから、女性会員にとっては恐怖でしかないです」