転職を機に手当たり次第に女あさり “不倫沼”にハマったイケオジの逆転人生

画像はAIで生成したイメージ
「若気の至りとはいえ、当時は本当に後悔ばかりしていました。人生の暗黒期と言っていいかもです」

こう昔を懐かしむのは、大学時代に学生結婚したという野上信二さん(仮名・44歳)。就職後すぐに子供が生まれ、気が付けば20代で3人の子持ちになっていたという。

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「とにかく子育てに振り回されましたし、時間も金も体力も気力もすべて家庭に費やしていました。好きなだけ仕事に打ち込むことができて、趣味や遊びも楽しんでいる『リア充』な同期が羨ましくて仕方なかったです」

若くして生活に追われ、所帯じみてしまった野上さんは仕事面でもパッとせず、出世とは無縁。

「人生に夢も希望もなかった」という彼に転機が訪れたのは38歳の時。大学時代の先輩が起業したIT関連会社にスカウトされたのだ。

「学生時代からコンピュータオタクだったのを見込まれたんです。子供が3人もいて転職とかバクチだと思いましたけど、不惑の40を目前にした今、人生の大逆転を狙うのもありかなと決意しました」

かくして時代の最先端を行く企業で働き始めた野上さん。得意な分野だったこともあり、次々と仕事で結果を出した彼は瞬く間に出世街道を走り出す。当然収入もうなぎ上りで暮らしぶりも変わって行くが、一番の変貌を遂げたのはビジュアルだった。

「給料も良かったし、最先端企業ということもあってか社員全員がすごく垢ぬけていたんですよ。女性は今でいう『港区女子』みたいな子ばかりだったし、男性も役者かモデルみたいなやつばかりだったんです」