可憐すぎる“トランス男子学生”がトラブルの原因に トイレも風呂も共同の男子寮で巻き起こった「2つの暴行事件」

画像はAIで生成したイメージ
生物学的な性別と性自認が一致していな人を「トランスジェンダー」と呼ぶが、近年、その人権を尊重しようという動きが世界レベルで活発化している。

もちろん、いかなる場合も人が人を差別することなどあってはならないが、その定義すら曖昧な部分を持つトランスジェンダーの扱いは世間からすれば、受け入れ難い部分も少なくない。その典型が先のパリ五輪で行われた女子ボクシング競技における「トランス女性」の金メダルだろう。

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トランスジェンダーの問題行動については、そのほとんどが「トランス女性(性自認が女性で生物学上男性)」によるものだが、表沙汰になっていないだけでトランス男性(性自認が男性で生物学上は女性)が起こした騒動もある。

これは昨年、地方のとある私立大学で起きた話である。証言者は同大学に籍を置く武井大樹さん(仮名)だ。

「彼女(仮にAとする)はトランス男性ということで、入学式の時から話題になっていました。『見た目がボーイッシュなだけで普通に可愛い』と男子生徒から注目されていましたし、『宝塚みたいでかっこいい!』と女子生徒からも人気がありました」

Aは学生寮に入ることになっていたが、「自分は恋愛対象が女性なので、女子寮に入って間違いを起こすと困る」という本人からの申し立てにより男子寮に入寮することになったという。

「寮生が色めき立ったのは言うまでもありませんが、歓迎する声ばかりだったわけではありません。寮はトイレも風呂も共同なので『やりづらい』『余計な気を使う』など、一部の学生や保護者からクレームが出て退寮者が相次ぎました」

Aは男性を自認し、見た目も言動も男として振舞っていたが、性転換手術などは受けていなかったため、肉体は女性のまま。それが当たり前に同じトイレを使ったり、風呂に入って来たりすれば男子学生が戸惑うのも当然である。

「最初の頃は『役得!』『目の保養!』などと喜んでいた学生も、実際に混浴すると目のやり場に困るし、Aのことが原因で恋人と気まずくなったりしてAの存在を疎ましく思う者が増えました」