“トランス女性”からの性被害を受けた20代女性 2人きりの出張先で起きた悪夢「半年もの間、騙されていた」

画像はAIで生成したイメージ
現代は「LGBTQ(性的マイノリティ)」への理解が急激に深まっている。日本人も12~13人に1人はトランスジェンダーだと言われており、身近な問題になりつつあるが、女性を自認する男性が女性トイレに侵入したり、女湯に紛れ込んだりするトラブルも後を絶たないようだ。

有識者たちが「LGBTQへの偏見を無くして共生する社会をつくろう」などと煽った結果、LGBTQを悪用した性犯罪は増加傾向にある。

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某外資系企業の下請け会社に勤務する真鍋弘香さん(仮名・26歳)は、トランス女性(男性の体に生まれたが女性であると認識している人)の同僚にレイプされている…。

「そいつ(仮にAとする)はアメリカにある本社から出向でやって来ました。トランス女性であるということを事前に聞かされた時は正直警戒しましたが、Aは見た目はもちろん、言動も考え方も女性としか思えない人でした。にもかかわらず『抵抗がある人もいるだろうから』ということで、会社側が急遽設置した多目的トイレしか使わず、ロッカールームでの着替えも他の女性社員と時間をずらすなどの配慮をする人だった。仕事もできるのに謙虚だし、いろいろな意味で想定外だったAに周りは好感を持ちましたし、私もその1人でした」

弘香さんがAと同じ部署で働くようになって半年余りが過ぎた頃、2人に出張命令が出る。

「その時に総務から『ホテルの部屋は同じになりますけど、大丈夫ですか?』と聞かれました。社の規定で同性の社員は同室と決まっていたからです。当時、私の中でAは完全に女性という認識でしたし、Aも『もし、弘香がイヤなら私は自腹で別の部屋をとるから遠慮なく言ってね』というくらい気遣いを見せてくれたので、『女同士なんだから気にしないで!』と同室を快諾したのですが、これが間違いだったのです」