イケメン夫に“愛人男性”の存在が発覚「これからも仮面夫婦としてやっていきたい」 提案を受けた妻の葛藤
「邪魔者はアンタの方」
A子さんはショックを受け、夫と愛人が男同士で睦み合ってる姿を想像しては嫌悪感に身震いする日々が続いた。離婚の二文字も頭をよぎる。
「おぞましくて、とても一緒にはいられないと思いました。それで弁護士さんに相談したのですが『同性間の不貞行為は扱いが難しく、またそれに特化した慰謝料は望めない』とアドバイスをされてしまいました」
だが、悶々とした日々を送るA子さんは「このままでは埒が明かない」と意を決して、夫と愛人男性と3人で話し合いの場を設けた。
「夫の愛人からは『邪魔者はアンタの方だ』『子供まで作ってもらったのに文句を言うな』などさんざん罵倒されましたし、ついでに夫と別れるつもりがないことも宣言されました」
「もうお終いだな…」と絶望するA子さん。
ところが、夫は「これからも仮面夫婦としてやっていきたい」とA子さんに懇願したという。
「バカにするな、と言いたいところでしたが、悲しいかな、私はやっぱり夫を愛していますし、パパっ子の息子からパパを奪うのも切ない。何より、経済的に恵まれ、何の憂いもない今の生活を手離す勇気が持てなかったのです」
夫と愛人の関係を黙認しながら、親子3人の家庭を維持する…そんないびつな暮らしにある日突然終止符が打たれた。
「愛人が海外赴任になり、夫も仕事を辞めて同行してしまったのです」
A子さんは現在、別居婚のままで息子さんとの将来を模索中だ。
取材・文/清水芽々
清水芽々(しみず・めめ)
1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。
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