イケメン夫に“愛人男性”の存在が発覚「これからも仮面夫婦としてやっていきたい」 提案を受けた妻の葛藤

画像はAIで生成したイメージ
兄の友人だった美容師の夫(37歳)と結婚して7年目のA子さん(35歳)。夫は長身のイケメンだそうだが、ビジュアルだけでなく技術にも定評がある、いわゆる「カリスマ美容師」。女性客の指名が途切れず「港区女子」のような若くてキラキラした女性に囲まれていたという。

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「そんな彼が、化粧っけもなく、バストが小さく寸胴でフェロモンの欠片もない私と結婚してくれたことには感謝しかありません」(A子さん。以下同)

「親友の妹にいい加減な真似はできない」という夫の考えで、婚前交渉がなかったというA子さん夫婦は、結婚してからも夫婦生活は月に1回あるかどうかというレベルだったそうだ。

そして、5年前にA子さんが第1子を妊娠して以来、夫婦は完全にセックスレスだという。

「でも夜はダブルベッドで一緒に眠るし、たまにハグもキスもするのでスキンシップがないわけではありません。それに性的に淡泊な夫なら浮気の心配もないだろうと思っていました」

そんなある日、A子さんは夫の車に見慣れない鍵を発見。気になって調べたところレンタル倉庫の鍵だと判明した。

「こっそり確かめに行くと、倉庫の中には女装用と思われる衣類や靴、ウィッグ、化粧品などが山ほどありました。しかもどれも使用した痕跡があったのです」

これをきっかけに夫のセクシャリティに疑問を持ったA子さんは、興信所に夫の素行調査を依頼。数日後に興信所から届いた報告書には驚愕の事実が記されていた。

「夫は実はトランス女性で、男性の愛人がいました。しかもその愛人は夫の友人として紹介され、結婚式にも参列していた男性だったのです。その男性は商社マンで、仕事が忙しいとかで独身でした。我が家にも遊びに来たことがありますし、私とも親しくしていたので、とてもじゃないけど最初は信じられなかったです。夫は世間を欺くために私と偽装結婚したのか…そう思うと足元が崩れ落ちるような気がしました」