パリ五輪代表・山口茜選手は「試合中の粘りがとにかくすごい」 バドミントン県大会上位入賞のアイドル・山田あえらが日本代表にエール!

山田あえら
開幕から1週間が経過し、連日の日本人選手メダルラッシュに湧くなど、パリ五輪がますます盛り上がりを見せている。

世界中を賑わせる一大イベントを記念し、かつてスポーツに打ち込んだ女性タレントに、今大会の注目点と自身の競技人生を振り返ってもらった。

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今回、話を聞いたのは、関西を中心に活動する6人組アイドルグループ『ネテルダイヤ』のメンバー・山田あえら。168cmの高身長を誇る彼女は、バドミントンで中部地区予選2位、県大会3位などの輝かしい実績を誇る。

――バドミントンを始めたきっかけは?

山田「幼い頃から地域のバドミントン大会の練習に参加したり、近所に強い大人や友達がいたりと、身近にバドミントンをしている人がいて興味を持ち、中学生になる時に始めました。小学生の頃からずっと憧れていたバドミントンが毎日できる生活で、部活が夢のように楽しかったことを覚えています!」

――大会出場などの成績はどうでしたか?

山田「鳥取県総体中部地区予選ダブルス2位、大分県学生バドミントン大会ダブルス3位、西日本学生バドミントン大会出場などです!」

――輝かしい成績ですね! バドミントン経験の中でもっとも思い出に残っていることはなんでしょうか?

山田「高校3年生の県総体が1番思い出に残っています。3年生になって部長を引き受け、自分が引っ張っていくため、日々頑張っていました。勧誘活動がうまくいき、新入生が20人以上入部してくれて、県立高校の中ではトップクラスに大所帯の部活となりました。その中で、団体戦では中国大会を目指し、部活の後に自主練を毎日するほど練習に打ち込んでいました。
そしていよいよ県総体。中国大会につながる団体戦県ベスト4をかける試合で、私は第3シングルスを任されました。顧問の先生がこの年から変わり、それでもまだ部のことを気にかけてくださっていて。大切な試合だからと、私たちのことをよく知るその先生が組んでくれたオーダーでした」

当時の山田(本人提供)
――熱いエピソードですね。結果はどうだったのでしょう? 

山田「『ここまで来たらやれ! やるしかない!』と書かれたメモ用オーダーを握りしめ、覚悟を決めました。いつもなら格上で厳しい相手でしたが、部員の応援のおかげもあり、1セット取れた時には手が震えるほど嬉しかったです。
3セット目で惜しくも負けてしまい、中国大会には行けなかったのですが、周りの応援の偉大さや本気で立ち向かう楽しさを学びました。この経験が今までで1番楽しく、そして1番悔しかったバドミントン経験でした」