「いつかバトントワリングも五輪種目に」バトンコンテスト金賞に輝いた羽枝あむが語るパリ五輪の注目競技

羽枝あむ
日本時間7月26日に開幕したパリ五輪で、日本勢がメダルラッシュに湧いている。その勢いは、過去最多のメダル獲得数となった東京五輪を上回るとの予想も上がり始めるほど。

世界中を賑わせる一大イベントを記念し、かつてスポーツに打ち込んだ女性タレントに、今大会の注目点と自身の競技人生を振り返ってもらった。

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今回、話を聞いたのは、撮影会モデルなどで活躍し、9月14日と11月11日に東京・上野の『異世界アイドルシアター ニコニコ劇場』でリサイタルライブを開催する羽枝あむ。彼女はこれまで、陸上・テニス・バトントワリングなど、さまざまなスポーツに打ち込んできた。

――Xでは小学校の頃に陸上記録会で上位を獲得したと公言されていますよね。

羽枝「陸上は学校の授業の延長や大会に少し出る程度で、部活動や習い事として行なっていたものではありませんでした。大会にちゃんと出ていたのは、中学と高校の頃に習い事でやっていたバトントワリングです」

――バトントワリングを始めたきっかけは?

羽枝「とても素敵なスポーツだと気になっていて、中学生の頃に近くのバトン教室を自分で探して始めました。当時は親にも反対されましたが、『どうしてもやりたい』と思い、説得しました。
高校では硬式テニス部に入っていたのですが、ここでも『どうしてもバトントワリングを続けたい、もっと頑張りたい、大会に出られるレベルになりたい』と思い、テニス部を辞めたんです。
バトントワリングも、自分に合った新しい先生を見つけたいと思い、教室を変えています。親には『自分でバイトして月謝を払う』と約束し、バトンを続けることができました」

――涙ぐましいエピソードですね…! その後の成績はどうだったのでしょう?

羽枝「『関東バトントワーリングコンテスト』でダンストワール中級に出場し、金賞をいただくことができました! 私は初心者としてはじめたので、金賞を獲ることは難しいと思っていましたが、先生の熱い指導や教室のみんなのサポート、当時反対していた両親の応援もあり、この結果を残すことができました」
当時のバトンや衣装(本人提供)