「いつかバトントワリングも五輪種目に」バトンコンテスト金賞に輝いた羽枝あむが語るパリ五輪の注目競技



「バトンは鉄の棒なので、キャッチするときに…」

当時の羽枝(本人提供)
――当初は反対していたご両親が応援してくださるのもまたいい話ですね。逆につらかった経験はありますか?

羽枝「大変だったのは、バトンの月謝のためにバイトをしたり、レッスンに1時間以上かけて歩いて向かったりしたことです。なんとか続けてこられたのは、それでもやりたいという思いが強かったからです。
辛かったのは、なかなかバトンが上達せず、たくさん苦戦したことですね。それでも続けたおかげで、バトンの技術力だけでなく、表現力を身につけることができました。大会で金賞を獲った時は、『本当に頑張ってよかった…』とやりがいを感じました!」

――試合中や練習中の「あるある」はありますか?

羽枝「アザだらけになることです(笑) バトンは鉄の棒なので、キャッチするときにミスをすると怪我をしがちで、本当に練習が大事になってきます。私はいつもアザだらけでした…。顔にアザができたこともあります」

――こうしたバトントワリング歴は、現在の芸能活動でどのように生きているでしょうか?

羽枝「特技でバトンと答えることができる…のはさておき、やはりバトンで表現力を身につけたことが今の活動にかなり生かすことができています。よく表現力が上手いと褒めていただけるのですが、バトンのおかげだなと思っていますね」

――パリ五輪に期待することや、個人的な見どころを教えてください。

羽枝「全ての競技に期待していますが、バトンに1番近い競技が新体操だと思うので、新体操には特に期待していますね。いつか、バトントワリングもオリンピック種目になることを強く願っています。テニスも好きなので、とても楽しみです! 生まれ変わったらオリンピック選手になりたいぐらいスポーツは大好きです」

羽枝あむX
羽枝あむInstagram 

羽枝あむ(うえだ・あむ)

4月21日生まれ。茨城県出身。撮影会モデル・アイドルとして活動し、プール撮影会やTGIF(TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL)など、グラビアイベントでも人気を博す。現在も不定期で撮影会・イベント・リサイタルライブなどを開催するほか、ファンティアで画像も配信中。8月25日にはイベント、9月14日と11月11日には東京・上野の『異世界アイドルシアター ニコニコ劇場』でリサイタルライブを開催予定。