橋下徹氏が兵庫県の“おねだり知事”に激怒! 維新憎しで「大阪・関西万博」にも悪影響か

「死をもって抗議する」

県の元西播磨県民局長だったA氏(享年60)が、斎藤知事のおねだり疑惑やパワハラ疑惑をマスコミなどに告発したのである。

対する斎藤知事は、謝罪するどころか「告発文は事実無根」としてA氏を3カ月の停職処分とし、「嘘八百の文書を業務時間内に作成していたのは公務員失格」とまで断罪したのだ。

「その後、複数の報道機関が一部の疑惑は事実であると報道したことから県議会も動き、ついには6月に百条委員会が設置されることになった」(兵庫県議会関係者)

A氏も百条委員会に出席し、「全容を洗いざらい述べる」と複数の関係者に語っていたが、7月7日に自死しているのが発見された。

「遺書には『死をもって抗議する』という趣旨のメッセージとともに、百条委員会で発言する内容をまとめた陳述書や、斎藤知事が出張先の首長にワインをおねだりしたとみられる音声データも残していた」(同)

兵庫県でやっと自民党の牙城を崩し、維新系の県政運営が軌道に乗りかけていた矢先のパワハラ疑惑。維新にとってのダメージは計り知れない。