ジャニーズ事務所の若き幹部、T副社長による〝統治〟が完成に近づきつつあるようだ。T氏が最も嫌っていたとされる近藤真彦を、先ごろ追放。提携しないことも明らかになり、東山紀之がタレント部門のトップとなった。
「T氏-東山ラインは、この先10年以上続くでしょう。東山は完全なT氏シンパ。東山は年齢で言えばもう〝おじいちゃん〟の域ですが、一部方面からの人気は絶大。営業戦略でも欠かせません。さらにこの度のマッチ追放に辛口コメントを出し、大いに貢献した。今後は役員を目指し出世街道バク進でしょう」(ジャニーズライター)
T氏は事務所において、画期的な「50歳定年制」を早くから打ち出していた。すでに東山の仲間だった『少年隊』のメンバー錦織一清、植草克秀は昨年末で辞めている。あとはスーパーグループといわれた『光GENJI』の残党くらいだ。メンバーの内海光司は53歳。東山は1歳年上の54歳だ。
「東山はマッチ追放でタレント部門の序列1位、〝長男〟になりましたが、では内海が次男を名乗れるかというと、あるわけない。T氏も思案するところがあると思います」(同・ライター)
『光GENJI』の残党には佐藤アツヒロもいる。彼も47歳だ。佐藤と元『SMAP』の中居正広は以前から親しいことで知られている。中居は昨年独立し、今はジャニーズと提携しているが…。
ジャニーズJr.の“寮長”という案も…
「佐藤は穏やかな性格で、細々と舞台などをやっています。将来的には中居の個人事務所に追いやるかもしれません。問題は内海なのです」(同)
内海は『光GENJI』の実質リーダーで、同グループはジャニーズ史上、類を見ないほどの大貢献を果たした。中居が『SMAP』時代、「光GENJIには勝てない」と語ったのは有名な話だ。
「内海は事務所に対して忠誠心が強いが、神経質な面がある。自分の写真に女性スタッフが写っていると激怒するほどです。もう何年も仕事がなく、ただ事務所に在籍していることは確か。人望がなく、彼のために子会社も作れないのです」(女性誌記者)
最近、佐藤とのコラボ動画を自身のサイトで紹介。これが主たる仕事だ。
「内海には、Jr.の少年たちを集めた寮で寮長にしようという案もあります。気の短さを生かした〝オヤジ〟になってもらおうという話なのですが、少年たちが怖がって辞めてしまうことも考えられる。このまま佐藤ともども干して、退社に追い込むのが賢明なのかもしれません」(同・記者)
いずれにせよ、T氏のナイスアイデアに注目が集まりそうだ。
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