明治神宮野球場(C)週刊実話Web
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次期ヤクルト監督「代理戦争」 小池百合子都知事3選なら古田敦也氏が再登板へ


「自民党などの情勢調査では、小池氏が10ポイントほどリードしており、小池氏勝利ならプランA。同郷(兵庫県)の古田敦也氏の再登板です。一方で蓮舫氏にも保険をかける。青学大の後輩、井口資仁前ロッテ監督の擁立です。こちらがプランB」(スポーツ紙記者)


ヤクルトは交流戦を9勝7敗2分けで終え、交流戦後も巨人3連戦で勝ち越すなどチーム状態はやや上昇気配だが、リーグ最下位に沈んでいる(6月26日現在)。昨季は5位、今季もこのままBクラスなら、高津臣吾監督の続投は難しい。


6月19日、グランドプリンスホテル新高輪で開かれたヤクルト本社の株主総会でも、株主から監督の手腕を問う声が上がった。

ポスト高津の本命は古田敦也氏か

これに対し、衣笠剛球団会長は「まだ今季の途中、いろいろな担当と話して決めていきたい。ケースバイケース」と回答。玉虫色ながら、高津監督の契約満了を示唆した。

ポスト高津監督の大本命と目されるのが、小池氏と縁浅からぬ関係にある古田氏だ。


共に兵庫県の出身。芦屋市の小池氏は私立甲南女子高から関西学院大学に入学し、中退してエジプトへ留学。川西市の古田氏は県立川西明峰高から立命館大学に。近隣の同郷だ。


小池氏は1992年の参院選で、日本新党公認で出馬し、比例区で初当選した。その後、衆院議員に鞍替えしたが、選挙区は旧兵庫2区と兵庫6区。どちらも川西市が含まれている。


「当時のヤクルトは野村克也監督の黄金期で優勝を繰り返し、1989年ドラフトで1位入団の古田がチームを牽引。ご当地スターの活躍が小池氏の選挙に反映され、古田氏とヤクルトに借りが生じた。その恩返しが神宮外苑の再開発であり、新神宮球場の建設。古田氏の監督再登板です。再開発に懐疑的な石丸候補が“政治屋の一掃、バカな真似はやめてもらいたい、迷惑千万”と声を荒らげる背景がここにある」(政治アナリスト)


古田氏も再登板へ準備万端だ。