新庄剛志 (C)週刊実話Web
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阪神「新庄監督」擁立プラン浮上 阪神電鉄HDが分裂で“お家芸”の内紛勃発か


監督初年度の2022年に首位打者に輝いた松本剛に続いて万波中正、田宮裕涼らが一級品に成長した。


さらに、ソフトバンクへFA移籍した近藤健介の人的補償の田中正義、中日からトレードで獲得した郡司裕也も蘇り、今年のオールスターのファン投票(中間発表)では、パ・リーグ全10部門のうち指名打者を除く9部門で新庄チルドレンが1位。昨季主力の清宮幸太郎、野村佑希、石井一成、加藤豪将らが控えに回るほどだ。


いずれも低年俸で、十把一絡げの扱いだった選手たち。阪神電鉄が、新庄監督にぞっこん惚れ込むのもうなずける。

阪神派も進める迎撃準備

こんな阪神派の「岡田おろし」に、岡田監督は「2年で退任」としてきた当初の青写真を修正。契約を1年延長し、角会長および自身と同じ早大出身の鳥谷敬氏を入閣させ、次の監督に育てるプランを描いている。

しかし、阪神派も迎撃準備を進めている。


「新庄氏が阪神監督に就けば、ヘッドコーチは中西清起氏が有力です。阪神時代に4番と中継ぎエースでチームを支えた仲で、中西氏は投手コーチ時代に高知商の後輩・藤川球児氏を育て、勝利の方程式“JFK”(ウィリアムス→藤川→久保田智之)を作り上げた。阪神派は新庄氏の次の監督に藤川氏を描いており、阪急派の岡田―鳥谷構想と真っ向対決の構図です」(スポーツ紙記者)


多くの虎ファンは「岡田監督では、このまま埋没しかねない」と懸念し、新庄待望論が大きくなるばかり。果たして、阪急派はどう巻き返すのだろうか。