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西武・渡辺監督代行が目指す“借金15”からの大逆転 関係各所から聞こえる「2011年をもう一度」

David Lee
(画像)David Lee/Shutterstock

埼玉西武ライオンズが松井稼頭央監督の途中休養、指揮官代行は渡辺久信GMが兼務すると発表したのは、5月26日、オリックス戦の後。その直後から、「2011年をもう一度」の声が関係各所から聞かれるようになった。

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「渡辺GMの現場指揮は11年ぶり。ブランクが心配です」(スポーツ紙記者)

その手腕は6年間の監督経験で証明済み。Aクラス5回、就任1年目でいきなり優勝、日本一を決めてみせる。球団が最も評価していたのは、2011年シーズンの指揮だった。

最下位からCS進出を果たした渡辺監督

2011年はスタートダッシュに失敗し、8月には最下位へ沈み、借金も最大で15まで膨らんでいだ。

しかし、ここからの渡辺監督(当時)は違った。普通の指揮官なら、「来季以降」しか考えないが、シーズンはまだ終わっていないとハッパをかけ、9月に10連勝を記録。トータル68勝67敗9分け、3位でクライマックスシリーズ進出を果たした。

「松井監督の休養が発表された時点で15勝30敗、借金15。2011年の再来を願っての発言です」(同・記者)

当時の渡辺代行は、アンダースローの牧田和久をリリーフに配置換えし、先制・逃げ切りのスタイルを構築したのが勝因だ。