(画像)wakamatsu.h/Shutterstock
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大谷翔平を育てた「花巻東監督」が楽天イーグルス再生に抜擢か JリーグFC町田ゼルビア快進撃でプラン浮上


楽天はこの手法を取り入れ、補強に頼らなくても選手個々の研鑽でチーム再生を目指す方針。それを最大限に活かすには、マンダラチャートの権化とも言える佐々木監督の力が必要と考えているのだ。


佐々木氏が楽天監督に転じた場合、花巻東監督の後任が予想されるのが、大谷の実兄・龍太氏だ。現在、コーチを務める社会人野球のトヨタ自動車東日本は、花巻市に近い金ヶ崎町にあり、同町では父親・徹氏がリトルシニアの監督を務め、小中学生を指導している。

プロ野球界でも高校野球出身者が誕生か

「計画が実現すれば、金ヶ崎リトルシニア→花巻東→楽天→ドジャースのスーパーハイウェイが出来上がる。ド軍との契約満了後は、いずれ楽天の共同オーナーとなり、故郷である東北楽天の監督に…藤田氏と三木谷オーナーは、そこまで思案を巡らせている」(スポーツ紙記者)

近年のプロ野球では、プロ未経験の監督はいない。しかし、草創期には早大エースとして東京六大学戦で活躍し、その後、巨人と阪神で監督を務めた藤本定義氏。立大監督時代に長嶋茂雄氏を鍛え上げた砂押邦信氏も国鉄スワローズ(現ヤクルト)の監督となった。


日本ハムは、川越東高の野球部監督だった阿井英二郎氏(元ヤクルト投手)を2012年オフにヘッドコーチで招き、高校野球監督のNPB入りの門戸を開いた。


その際に育てたのが大谷であり、中田翔、近藤健介、斎藤佑樹。栗山英樹・日本ハムの土台を築いた。


実現すれば、現職の高校野球監督のプロ野球監督は、大谷を育てた佐々木氏が初めてとなる。期待してもしきれない。