(画像)yu_photo/Shutterstock 
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中日13年ぶり優勝へ秘策「バウアー獲得」に名乗り 10億円のオイルマネーで超大物助っ人と交渉へ


バウアーの日本復帰の条件は(1)優勝が狙えるチーム(2)観客動員力(3)YouTube発信の容認――中日は(2)(3)は問題ないが、最下位が2年続き、(1)は本来ペケ。だが、首位争いが続けばクリアできる。


予想される中日との契約は、セパ交流戦がスタートする5月28日から日本シリーズまでの約5カ月。年俸は破格の1億1000万円だという。


「MLB最低年俸で獲得が可能なのは、中日がバウアーとUAEチームの契約を踏まえ、複合的に交渉しているから。絵を描いたのが中日側か、バウアー本人かは分からないが、ドラゴンズは10億円のオイルマネーを巧く利用した。知恵者です」(同・記者)

立浪野球を確立したドラゴンズ

中日には大野雄大、柳裕也のWエースを中心に涌井秀章、小笠原慎之介、髙橋宏斗、梅津晃大、メヒアの豪華先発陣。中継ぎエースの清水達也、絶対守護神マルティネスも備える。ここにバウアーが加われば、両リーグ1の投手陣となる。

課題だった得点力不足も、巨人の主砲だった中田翔獲得と立浪チルドレンの成長で解消されつつある。広いナゴヤドームを逆転の発想で、短打でつなぐマシンガン打線に改造。立浪野球を確立した。


いま大谷翔平効果でドジャースと酷似の中日のレプリカユニホームが爆売れしている。白地にブルーの筆記体チーム名と赤の胸番号。曲折はあったが、バウアーにとってドジャースは特別なチーム。どの戦闘服より愛着があり、よく似合う。


「Dodgers」と「Dragons」。今年は〝兄弟ユニホーム〟が、そろって宙を舞いそうだ。