東京ドーム(C)週刊実話Web
東京ドーム(C)週刊実話Web

巨人側の“取材NG”にデーブ大久保前コーチが報復か 内紛勃発で「清武の乱」再来危機


「清武の乱」と大久保氏退団を一緒くたにはできないが、問題点があれば、忖度なく問いただす正義感は共通する。共に石もて追われた格好。事情はどうあれ、巨人の内部情報が他球団に流出すれば、阿部巨人には大きな痛手となる。


特に警戒するのが、同じく親会社が新聞社の中日だ。


大久保氏はドラゴンズの沖縄キャンプでは温かく迎えられ、巨人を退団した中田翔、中島宏之と歓談。立浪和義監督や片岡篤史ヘッドと情報や意見を交換し、巨人の内部機密がダダ漏れ状態との情報もある。

立浪監督が狙う戦術転換

立浪監督や中日球団職員の脇が甘く、親会社の中日新聞、中日スポーツ以外にもコーチ人事などの機密情報が流出。昨年は選手の体調面を考え、バンテリンドームの選手食堂から試合前の炊飯器を撤去したところ、「令和の米騒動」と面白おかしく報じられた。情報の出所は球団内部の関係者だった。

「散々痛い思いを重ねた立浪監督は、今年は敵情報を活用した戦術転換を図っている。他球団がユーチューバーの大久保氏を警戒し、巨人同様に距離を置こうというなら、接近を図ろうと。(大久保氏は)昨秋まで巨人の中枢におり、内部機密はもちろんのこと、選手の不祥事や大勢など故障選手の状況を掌握している。まさに〝お宝情報〟の宝庫。この作戦が立浪中日、阿部巨人の明暗を握る」(業界関係者)


巨人を愛してやまない大久保氏は、巨人の取材NGに「それは不徳の致すところです」と殊勝に話しており、秘匿情報を漏らすことはない。


しかし、清武氏のように総がかりで追い詰めれば、造反劇も予想される。そうならないことを切に願うばかりだ。