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巨人側の“取材NG”にデーブ大久保前コーチが報復か 内紛勃発で「清武の乱」再来危機

「この間に巨人は、裁判を抱えて大統領選を戦うトランプ氏のように、同時進行でのペナント戦を強いられ、不毛のエネルギーを費やした。以来、機密情報流出がトラウマになっていたが、開幕を前に〝悪夢の再来〟が懸念されている」(前出・スポーツ紙記者)

古巣の巨人・宮崎キャンプで「取材NG」を出され、グラウンドに入れてもらえず、一般ファンと球場スタンドでの視察を強要されたのが、〝デーブ大久保〟こと大久保博元氏だ。

OBで昨秋まで一軍打撃コーチを務めていたことを思えば、異常なほどの冷遇と言っていい。

デーブ大久保氏が阿部巨人の内部事情を暴露

巷間、伝えられるのは、自身のYouTubeチャンネルなどで巨人の内情を暴露する大久保氏に、阿部慎之助監督がむかっ腹を立て、「どのツラ下げてきたんだ」と取材NGを出したという説だ。

大久保氏は、同YouTubeなどで昨季巨人が負けた原因は、投手陣の不甲斐なさにあるとし、自身が経営する焼肉店の肉に例え、精肉として扱えないレベルと揶揄している。

自身がチーフ打撃コーチを務めた昨季の巨人は、チーム本塁打(164本)、チーム打率(.252)共に12球団トップ。阿部監督が期待する門脇誠に対しては「原監督と阿部ヘッドから真逆の指導を受け、混乱していた」と内部事情を暴露した。

一方、投手のチーム防御率3.39はセ・リーグ5位。バッテリー部門も兼務した阿部ヘッドの手腕に疑問符を投げかけてもいる。

そうは言っても、大久保氏は阿部監督の父親・東司氏と昵懇の間柄。入団前の慎之助氏も含め、何十年も家族ぐるみの付き合いをしてきた。

キャンプ取材はユーチューバーとしてではなく、所属スポーツ紙の取材パスで訪れた。にもかかわらず、冷淡な扱いなのだ。