宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web
宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web

元横綱白鵬「相撲界追放」待ったナシ 大波乱の春場所“宮城野部屋騒動”最終盤へ


浅香山親方は春場所後に正式に理事に就任し、協会の要職を担うことになっている。協会サイドの意図をくみ取り、実行するには最適任と言っていい。


しかし、浅香山親方はなかなかクビを縦に振らず、調整は遅れている。


「遅れている理由は2つあります。浅香山部屋は力士数が9人。関取もいません。そこに20人もの宮城野勢が合流したら、どうなりますか。たちまちどっちが部屋の主か、分からなくなる。また、ただでさえ問題の多い集団を監督し、管理するのは大変。一つ間違えば自分もたちまち身の破滅ですから。中途半端な覚悟では引き受けられないというところなんでしょう。しかし、他にこれといった名案もなく、結局、浅香山親方が引き受けざるを得ないんじゃないですか」(同・関係者)

相撲ファン「過去の栄光、いまいずこ、やな」

こうした動きの中、心中を察して余りあるのは宮城野親方だ。

春場所が始まっても、自分がどうなるのか分からないまま、ヒラ年寄の制服である紺のジャンパー姿で、記者クラブで記録をつけたり、場内警備をしたりする日々を送っている。


「過去の栄光、いまいずこ、やな。いつ、ケツをまくって協会をおん出てもおかしくない。もっとも、協会はそれを待っとるやろうけどな」


大阪の相撲ファンは、角界に精通している。