ホシザメ 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話
ホシザメ 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

【シログチ&ホシザメ】東京都港区/レインボーブリッジ下産「ヘッドライトで照らした足下に現れたのは…ホシザメでした」~日本全国☆釣り行脚

音沙汰なしが暗くなると…

安物の投げ竿にオモリは25号。市販のカレイ仕掛けにエサのアオイソメをたっぷり付けたら、周囲に十分注意を払いつつ仕掛けを投げ込みます。水深は7~8メートルほど、ゆっくり仕掛けを引くと、明確なかけあがりを感じる砂泥底。カレイポイントとしては十分な可能性を感じます。

しばらく待って仕掛けを上げてみると、エサは全く取られておりません。でも、これぞ冬から春先の都市港湾のカレイ釣り。かえってのんびりやれるというものです。1時間に1回程度のエサ点検以外は、じっと仕掛けを動かさず、ひたすら待ちに徹するうちに、何事も起こらず夕方になりました。


竿先に発光体を取り付け、〝食わぬなら食うまで待とうマコガレイ〟の心持ちで引き続きアタリを待ちます。


日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

日もとっぷりと暮れ、レインボーブリッジのライトアップの明かりが煌々と灯り始めた頃、ついに竿先を激しく揺らすアタリが到来。「ついに来たか!」と、竿に駆け寄り合わせると、適度な重量感です。巻き上げの途中で元気な手応えが伝わりますが、カレイの手応えとはちょっと違うような…。釣れたのは30センチほどのシログチでした。


シログチ 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

本命ではないとはいえ、4時間やってようやくのヒット。さらには食べては非常に旨い魚ですから嬉しい1尾です。そして群れが回ってきたのか、ここからは短時間のうちにシログチを2尾追釣。これにておかずは確保で、あとは本命マコガレイを釣るばかりです。