(画像)fifg/Shutterstock
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大谷翔平「2年連続ホームラン王」は大穴 米スポーツ賭博界が弾き出した“本当の実力”

山本由伸の活躍にも期待大

投手陣もNPBで史上初の3年連続投手4冠となった山本由伸を12年総額3億2500万ドル(約487億円)で獲得。通算210勝左腕カーショー(MVP1回、サイ・ヤング賞3回)もFA移籍を取りやめ、1年の契約延長で残留。大谷の移籍が大きく影響した。

2位がブレーブスの6.5倍、3位アストロズ8.5倍、4位ヤンキース10倍。昨季の覇者レンジャーズは11倍。ダルビッシュ有、松井裕樹のパドレスは33倍となっている(オッズはいずれも大手ウィリアムヒル)。


試合をテレビ観戦しながら、スマホでベッティングするスポーツ博打の人気が年々高まる米国。昨年2月、アリゾナ州グレンデールで開催されたNFL(アメリカンフットボール)王者決定戦スーパーボウルでは、(推計で)過去最高の成人人口の約2割にあたる5040万人が利用した。総額で約160億ドル(約2兆1000億円)が投じられたという。


日本には賭博法があり、日本在住の人がネットで米国のスポーツベッティングを利用することは違法。オッズを紹介したのはカジノ指南ではなく、米国内の大谷の実評価を知ってもらうためだ。


「実は、ドジャースが本拠地を置くカリフォルニア州は、オンラインカジノを違法とする数少ない州の一つ。大谷が移籍先に当地を選んだ理由の一つが、スポーツ賭博の雑音から逃れるため。そんな情報も伝わっている」(スポーツ紙記者)


大谷はトレードで交渉過程の詳細を一切漏らさず、結婚においても情報漏れを完璧に防いだ。米スポーツ賭博界、情報のプロの間では「ショーヘイ忍者説」もささやかれている。


下馬評が思いのほか低いのはこれが原因だが、お得意の秘密主義で、ぶっちぎり本塁打王の可能性は十分にあるだろう。