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大島てる×りゅうあ心霊座談会①「なんとなくイヤな感じがしたホテル」の後日談…

りゅうあ・大島てる 
りゅうあ・大島てる(C)週刊実話Web

夏のレジャーにつきものの「怖いところ巡り」。行ってみたいとは思っても、やはり実際に足を運ぶとなると、恐怖が先に立つ人もいるだろう。

そこで今回は、事故物件サイトの運営者・大島てる氏と、事故物件に住む心霊アイドル・りゅうあさんに事故物件にまつわる話を聞いた。

――事故物件サイト「大島てる」といえば、もはや日本で知らない人はいないという巨大サイトになりましたが、なぜ、そんなサイトを始めたのでしょう?

大島「このサイトを始めた当時、私自身、不動産業に関わっていたんです。主には家主として不動産投資を行っていたのですが、大金を投じて不動産を買うわけですから、瑕疵というものが気になるわけですよ。物理的な瑕疵は業者が調べられるし、法的な瑕疵は弁護士に依頼すれば避けられる。でも、いわゆる事故物件的な瑕疵は事前に見つけるのが難しいんです。そこで、自らのために調べる必要があるのですが、その情報は公共の利益になると思い、サイトで公開することにしたんです。また、自分たちだけで情報を集めるのは、量としても正確さにおいても限界があるため、投稿型にしました」

大島てるには駐車場や空き地も掲載

りゅうあ「掲載されている物件は、マンションや一戸建てだけではなく、駐車場などもあるんですね」

大島「はい。ホテルや空き地などもありますよ」

りゅうあ「実際に、掲載されている物件で、怖い体験などしたことはありますか?」

大島「以前、イベントで名古屋に行ったとき、ホテルを予約しなかったことがあるんですね。イベントが終わった後に慌てて宿泊先を探したのですが、どこも満室でやっとのことで唯一見つけたところに行ってみたら、なんとなくイヤな感じがしたんです。そこで、自分のサイトでチェックしてみたのですが、事故物件としては掲載されていなかったんですね」

りゅうあ「では、気のせいだったと?」

大島「いえ、後日談がありまして。その半年後くらいに、大島てるに、そのホテルが事故物件として上がったんですよ。私が泊まったときよりも前に事件が起きていました。あれはゾクッとしましたね」

【大島てる】2005年9月に開設された事故物件サイトの運営代表者。サイトには日本全国だけでなく海外の事故物件も掲載されている。
大島てるhttps://www.oshimaland.co.jp

【りゅうあ】心霊アイドル。事故物件に居住中。幼い頃から霊感が強く、心霊スポットを巡るなど、日頃から幽霊と交流をはかっている。
ツイッター @Ryuacakesandale

大島てる×りゅうあ心霊座談会②に続く

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