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ヤクザの職業病⑥「大麻太り&シャブ痩せ」ある程度のポジションで“卒業”

イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止

どんな仕事にも、職場以外でも思わずやってしまう行動や、かかりやすい病、いわゆる〝職業病〟がある。もちろん、ヤクザも避けては通れない。むしろ、カタギさんより悩まされる〝症状〟は多いというのだ。親分世代に定番の持病から、若手にしか見られない「謎の習慣」など、ヤクザの職業病を一挙大解説する。

前項のように、若手ヤクザだからといって誰もが筋肉質な訳ではなく、中にはブヨブヨの者もいる。

まだ20~30代のイケイケ世代にもかかわらず、若干だらしない体を持つ彼らの中には「大麻太り」に悩む仲間たちも多いという。

「大麻を吸うと〝マンチー効果〟が出る。これは猛烈に腹が減る上に、なにを食っても信じられないくらい美味く感じるんです。ピザやポテトチップスなんかのジャンクフードは特に相性が良くて、下手するとコンビニの棚一列なくなるレベルでむさぼり食ってしまうんですよ」(関西系ヤクザ・30代)

大麻を禁止したら若手は全員いなくなる

こうなると、さすがに〝禁煙〟(=大麻をやめること)も考えるというが、ヤクザは究極のストレス社会。うまく付き合うしかない。

「大麻を本気で禁止したら、若手世代なんか全員いなくなると思いますよ」(同)

逆に、40代以上の中高年世代には「シャブ痩せ」でガリガリの者たちも目立つ。

「このご時世、いい年こいてシャブ痩せしてるような〝絶滅危惧種〟のオッサンどもは、なんらかの問題を起こして破門・絶縁になるのがオチ。僕らも、ある程度のポジションに行っちゃえば、すっぱり大麻とも縁を切りますよ」(同)

それができない人種は、早死にしてしまうのもお約束。自然淘汰されていくわけだ。

【ヤクザの職業病⑦に続く(#⑦を読む)】

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