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ヤクザの職業病⑦「糖尿病」手の小指だけじゃなく“足の指”もなくす強者たち

イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/タカミトモトシ (C)週刊実話 無断転載禁止

どんな仕事にも、職場以外でも思わずやってしまう行動や、かかりやすい病、いわゆる〝職業病〟がある。もちろん、ヤクザも避けては通れない。むしろ、カタギさんより悩まされる〝症状〟は多いというのだ。親分世代に定番の持病から、若手にしか見られない「謎の習慣」など、ヤクザの職業病を一挙大解説する。

太く短く生きるのがヤクザの本懐。

焼肉、すし、中華。連日連夜に及ぶ暴飲暴食のツケは様々な不調として彼らの体に現れるが、はたから見ても一番分かりやすいのが糖尿病だ。

食事が始まる際、「おっと忘れるところだった」と誰かが呟き、各々セカンドバッグからインシュリンの注射器を取り出す姿は、居合わせたカタギを驚かせるには十分すぎる。

γ-GTPも即入院レベルの1000超え

「ヤクザに小指がないのは当たり前ですが、足の指がないヤツも結構いますからね。糖尿病になると、体の末端が壊死するんです。同様の理由で、チ○ポの皮がない野郎も少なくない(笑)。にもかかわらず、われわれは甘いものがなかなか控えられないんですよ。特に酒もタバコもない刑務所の中で、甘味は唯一の麻薬のようなもので、元長期服役囚は揃って『甘党』になってしまいますからね」(関東系ヤクザ・60代)

また、肝臓の状態についても言うに及ばず、γ-GTPにおいては即入院レベルの1000超えがゴロゴロ存在するのだから信じられない。

ところが、医者から「余命◯カ月」と言い渡されているにも関わらず、その後、何年もピンピンしているのが彼らの生命力なのである。

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