『昭和猟奇事件大捜査線』最終回「強姦された20代女性の全裸遺体…新妻を殺した冷酷な男の正体」~ノンフィクションライター・小野一光

「なに! 若い女がG町の田んぼの中で、裸で死んでいるだと?」 昭和40年代の冬、中部地方O県D市のD警察署で、受話器を取り上げた刑事課長が声を上げた。 彼は間髪を入れず、現場保存を指示し、署員の非常招集、各方面への手配、報告連絡を行う。 現場はD駅より東南方面に約2キロの地点で、G集落の入口となっている場所。沿道の両側には田んぼが続き、人家はまばら。現場から約500メートル離れたI団地までの間は、夜間はほとんど人通りがない。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第51回「女性の...