『性産業“裏”偉人伝』第3回/障害者のセックスパートナー~ノンフィクションライター・八木澤高明

見た目の派手さとは裏腹に、落ち着いた口調でそう語るのは、風俗からパパ活などを10年以上続けているユア(32)という女性である。 私は、東京の御徒町にある喫茶店で話を聞いていた。その日の店内は満席の状態で、隣のテーブルでは、スーツ姿の男性がパソコンを開いていたのだが、私たちの刺激的な会話が気になるのだろうか、時おり、控えめな視線を彼女の方に向けた。 【関連】『性産業“裏”偉人伝』第2回/ピンクコンパニオン派遣業~ノンフィクションライター・八木澤高明 ほか ユアもその視線に気づいて...