『昭和猟奇事件大捜査線』第49回「連れ込み旅館に全裸の女性遺体…同伴した男の行方は?」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和30年代の冬、中部地方B県O市でのこと。午前11時ごろに110番通報が入る。 「B駅前の鎌田屋旅館ですが、夜遅くに来て泊まったアベックの女の方が死んでいます。男は出て行ったまま帰ってきません」 現場は、市電通りの路地を折れたところにある、一見して連れ込み旅館だと分かる佇まいの宿。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第48回「怪死したスタンドバーのマダムを夫が発見…消えた“最後の客”を追え!」~ノンフィクションライター・小野一光ほか 県警本部の初動捜査班がまず到着し、現場保...