門田博光「常に場外を狙っていたので、衰えてからも柵越えをすることができた」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第41回

身長170センチとプロ野球選手にしては小柄ながら、人より長いバットを握り、ただひたすらホームランを狙う豪快なフルスイングでファンを魅了した門田博光。大けがを克服し、40歳を過ぎても活躍を続けた規格外のプレーヤーであった。 今年1月24日、南海ホークスの主砲として知られる門田博光の訃報が伝えられた。享年74。現役の最晩年には血糖値500を超える重度の糖尿病に悩まされ、1992年に引退した後は脳梗塞で入院するなど、闘病生活を続けていた。 【関連】岡本綾子「将来の夢はアメリカに行ってプレ...