中山竹通「瀬古、這ってでも出てこい!」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第38回

80年代後半には瀬古利彦や宗茂・猛の兄弟、90年代前半には谷口浩美や森下広一らとしのぎを削り、日本の男子マラソン界をリードした中山竹通。その際立った個性や言動で異端児と目され、時に周囲と衝突することもあった。 1987年12月6日に開催された福岡国際マラソンは、翌年に控えたソウル五輪の代表選考レースとなっていたが、この大会直前に中山竹通が放ったとされる言葉が、メディアでセンセーショナルに報じられた。 【関連】ガッツ石松「俺は挑戦者だもんな。倒すしかないんだ」~心に響くトップアスリー...