『昭和猟奇事件大捜査線』第43回「排水口で見つかった遺体は誰?60日後に浮上した意外な“真犯人”」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和30年代の夏の終わり。午後5時すぎに、北陸地方J県L市の郊外にある市道を、子供と歩いていた主婦・日高奈津子(仮名、以下同)は、道路脇の排水溝に衣類らしきものが落ちているのを見つけた。 「いったい何かしら?」 彼女が近づいて見ると、それは衣類だけではなかった。女の死体だ。 驚いた奈津子はすぐに近くのU警察署に届け出たのだった。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第42回「新婚の美人妻の首吊り死体…自殺か、それとも偽装殺人か?」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか ...