蝶野正洋『黒の履歴書』〜少子化対策の前に現世代に活力を

岸田内閣が「異次元の少子化対策」を打ち出した。大規模な予算を組んで、児童手当を中心とした経済的支援、保育サービスの拡充などを目指すという。東京都も独自に18歳以下の子供に月5000円を給付する取り組みを発表した。 【関連】蝶野正洋『黒の履歴書』~プロレス界はひとつの時代が終わり“勝負”の年に ほか いまの子育て世代は、お金がなくて将来に不安があるので子供を産まない。それで、とにかくカネをバラ撒いて少子化を抜け出そうという対策だ。 でも、若者にカネがなくて将来が不安なんてことは、...