『昭和猟奇事件大捜査線』第42回「新婚の美人妻の首吊り死体…自殺か、それとも偽装殺人か?」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和30年代の冬。北国のI県にあるT警察署U警部派出所に、緊急の連絡が入ったのは午後8時すぎのこと。 「線路向かいの高橋良治さん(仮名、以下同)の家で、奥さんが首吊りをして死んでいるそうです。主人の良治さんが勤め先から帰ってきて発見したらしい…」 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第41回「ネグリジェ姿の内縁の妻が姦淫され絞殺…レイプ目的の強姦殺人なのか?」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか 派出所で案内簿を調べると、印刷製版工・高橋良治(26)、妻・佐々木美緒(20)と...