岸田政権“異次元”の強気戦略!? 安倍派分裂で『いずれは』消費増税ニオわせ

安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから半年が経過した。自民党の最大派閥、清和政策研究会(清和研、安倍派)の後継会長選びは難航を極め、結局、当面は集団指導体制で運営していくことになった。もはや薄氷の結束でしかなく、幹部による主導権争いの末に分裂するとの見方は強い。 【関連】岸田首相目指すは2027年までの“長期政権”!? 現実は「来春G7サミット」が限界か ほか それを見越してか、岸田文雄首相は強気の政権運営にシフトした。かねてより「財務省政権」と揶揄される通り、消費税増税に照準を合わせて...