『昭和猟奇事件大捜査線』第41回「ネグリジェ姿の内縁の妻が姦淫され絞殺…レイプ目的の強姦殺人なのか?」~ノンフィクションライター・小野一光

「おまわりさん大変です。清田さんの奥さんが殺されてます。早く来て!」 昭和30年代の関東地方某県。晩夏の午前1時ごろ、Z署J派出所に、ステテコ姿の男が駆け込んでくるなりそう言った。 見張り勤務中の巡査が、男を落ち着かせて事件の概要を聞き取ったところ、J町のアパートで、清田智之(仮名、以下同)の内縁の妻である坂本留美(22)が、タオルで首を絞められて死んでいるという。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第40回「居間に半裸の新妻が…前科ある元不良少年の犯行か?」~ノンフィクションラ...