『昭和猟奇事件大捜査線』第39回「夫婦でありながらお互い浮気三昧…多情夫妻の悲劇的な結末」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和30年代の東北地方某県X町でのこと。 家の前で遊んでいた2歳の小野寺宏樹(仮名、以下同)が大便で服を汚しているのに気付いた、隣家の大工・日高満男の妻・芳江が後始末をした。時刻は午前6時すぎ。いつもなら宏樹の母・すみれ(25)が表にいる時間のはずだが、その日に限って姿を現さない。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第38回「消えたシングルマザーとの関係は?神社で見かけた『お化け』の正体」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか 2時間ほどして芳江が小野寺家に声をかけたが、返事...