『昭和猟奇事件大捜査線』第38回「消えたシングルマザーとの関係は?神社で見かけた『お化け』の正体」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和30年代の夏の終わりごろのことだ。中部地方某県の山間部で、忍者遊びをしていた少年が、あるものを見つけた。 「お宮の中で、お化けが死んでる――」 神社の境内にある無人の社務所で、お化けとしか例えようのない、異形の死体を見たというのだ。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第37回「古井戸から見つかった美人妻の全裸遺体…捜査線上に浮上した変態の“義兄”」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか 少年の話した噂は家族から集落内へ、そこからさらに駐在所員の耳に届き、駐在所の巡査は...