『昭和猟奇事件大捜査線』第35回「夜遊びに出た娘が海岸線で怪死…謎の犯行声明文は誰が書いた?」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和20年代の夏、中国地方某県E村にある派出所に、近くに住む熊野作蔵(仮名、以下同)が駆け込んできた。 「うちの近所に住む鬼沢直美(19)が、昨夜8時ごろに夜遊びに出たまま帰らないので、家の人が心配して探したところ、今朝方、近くの海岸で、手足を縛られて死んでいるのを見つけたようなんです」 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第34回「『デパートOLの娘が帰ってこない』連続レイプ魔の毒牙」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか 熊野は鬼沢家の家族から警察に知らせるよう頼まれ、派出...