江夏豊「野球は一人でも勝てる」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第29回

現役前半は先発完投型の快速左腕として、そして後半は一転、制球力抜群の鉄壁クローザーとして、常に強烈な印象を残してきた江夏豊。希代の大投手を支えてきたのは猛烈な勝負根性、そして己への絶対的な自信とプライドだった。 【関連】双葉山「いまだ木鶏たりえず」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第28回 ほか 1973年8月30日、阪神タイガースの絶対的エース、江夏豊は中日ドラゴンズ戦で延長11回を投げ切り、ノーヒットノーランを達成。しかも自らのサヨナラホームランによって...