蝶野正洋『黒の履歴書』~危険な失言と場の空気

法務大臣を務めていた葉梨康弘議員が更迭された。岸田派のパーティに出席して「法務大臣というのは、朝、死刑のハンコを押して、昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職なんです」と発言して問題になり、当初は撤回・謝罪で済ませようとしていたけど、最終的には大臣を辞任することとなった。 【関連】蝶野正洋『黒の履歴書』~「国民年金」の納付5年延長について ほか 葉梨議員は、1959年生まれの63歳。この世代は、空気を読まない発言をしてしまう人が多い。それに出身が三鷹だって?...