『令和の“応演歌”』門松みゆき~苦節10年・日本の誰もが知っている演歌歌手を目指して(後編)

――前編では、2歳で演歌に目覚め、藤竜之介氏の内弟子としての生活がスタートするまでを聞きました。いまの時代、内弟子からデビューするのは珍しいと思うのですが、デビューまでの道のりとは? 門松 珍しいかもしれませんね。高校を卒業し、藤先生の内弟子として、先生のご自宅近くに住み、朝食をご一緒する日々でした。日中はレッスンを受けつつ、先生の奥様が営んでいるカラオケ喫茶のお手伝いをするんです。お店では、昼と夜にショータイムの時間があり、各回1曲ずつお客様の前で歌を披露していました。また、先生の付...