双葉山「いまだ木鶏たりえず」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第28回

近年の角界では「横綱の品格」について多くの議論が交わされているが、その理想とされるのが69連勝の偉業を達成し、〝相撲の神様〟〝昭和の角聖〟と称される双葉山だ。しかし、そんな大横綱にもカルト事件に関与した過去があった。 【関連】川上哲治「ボールが止まって見えた」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第27回 ほか 2010年の大相撲11月場所において、横綱白鵬は前頭筆頭だった稀勢の里に敗れて連勝が63でストップした際、支度部屋へ戻って「いまだ木鶏たりえず、だな」と...