『昭和猟奇事件大捜査線』第33回「川に84歳老婆の全裸死体…劣情を催した容疑者のとった行動とは?」~ノンフィクションライター・小野一光

昭和20年代の夏のある日、四国地方某県の山岳地帯でのことだ。 木炭を製造している沢田留吉(仮名、以下同)が、出来上がった炭を搬出するためのワイヤーを張ろうとN川の川岸を歩いていたところ、川に人間の死体が浮いているのを発見。慌てて営林署の公衆電話を使い、所轄のT署に通報した。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第32回「拉致か、それとも神隠しに遭ったのか?資産家の母娘が失踪」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか すぐに捜査員が駆けつけると、外見から老婆と思しき死体が、頭を下流...