古賀稔彦「生きるか死ぬかの闘いをしようと決めました」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第20回

「平成の三四郎」の異名を取った柔道家で、バルセロナ五輪で金メダルを獲得した古賀稔彦が、昨年3月、がんにより53歳の若さで他界した。闘病でやせ細る中でも母親には減量と伝えるなど、最後まで気丈に振る舞っていたという。 【関連】松坂大輔「自信が確信に変わりました」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第19回 ほか 古賀稔彦の名を全国に広めたのは、1990年の全日本柔道選手権だった。無差別級日本一を決めるこの大会に、前年の世界選手権71キロ級優勝の実績を引っ提げて参戦...