『昭和猟奇事件大捜査線』第23回「長女を残して殺された悲劇の未亡人 不倫相手の犯行か?」~ノンフィクションライター・小野一光

その事件が発生したのは、昭和30年代の春のこと。 近畿地方某県にあるハイキングロードを散策中の男性が、茂みの奥の急な勾配で、人形のようなものを見つけたことで発覚する。 「女の人が、××谷で死んでいます」 I県警は、男性が駆け込んだ駐在所からの連絡を受け、すぐに所轄署と県警本部から捜査員を派遣した。 【関連】『昭和猟奇事件大捜査線』第22回「現場から消えた強盗強姦殺人犯はいったい何人殺したのか?」~ノンフィクションライター・小野一光 ほか オーバーコートの下にピンク色のブ...