王貞治「みなさまのおかげで756号を打つことができました」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第15回

「世界の王」といえば、これまで何冊もの伝記が出されるほどで、もはや歴史上の人物のように感じる人も少なくないだろう。それも現役時代から変わらぬ実直で高潔な振る舞いがあってのこと。まさに「生きる伝説」なのである。 【関連】井上尚弥「親子二人三脚で世界王者になることに意味がある」~心に響くトップアスリートの肉声『日本スポーツ名言録』――第14回 ほか 1977(昭和52)年9月3日19時10分、後楽園球場。集まった観衆はもちろん、生中継のテレビ放送が始まったばかりの全国のお茶の間でも、普...