日本電産・CEO返り咲きで業績好調も…“後継者”選び大苦戦「リスク要因」と指摘する声も

日本でも有数のカリスマ経営者として知られる日本電産の永守重信会長兼CEO(最高経営責任者)が、後継者問題で苦戦を強いられている。 2021年6月、日産自動車出身の関潤社長がCEOに就任したが、世界的な半導体不況も相まって、昨年6月に1万2000円を上回っていた株価は今年4月に8000円台まで下落。永守会長は「耐えられない水準」と憤り、今年4月に関社長をCOO(最高執行責任者)に降格させ、自身がCEOに返り咲いた。 【関連】ヤマダ電機社長の辞任で分かった! 日本企業“後継者選び”の悩...