SMBC日興證券「相場操縦事件」会社ぐるみ“不正取引”に「第2の山一證券」危惧する声

〝相場操縦事件〟を起こしたSMBC日興証券に対し、今夏にも金融庁から業務改善命令の行政処分が出る方向になった。金融界からは「第2の山一證券になるのでは」と危惧されている。 「かつて野村證券、大和證券、日興證券と並んで日本の4大証券会社の一つだった山一證券の損失隠しが発覚し、1997年11月に自主廃業に追い込まれた。SMBC日興証券も今回の事件で親会社の三井住友フィナンシャルグループ(FG)に見限られて、自主廃業に追い込まれるのではないかと懸念されています」(証券アナリスト) 【関連...